コンセプト:”7色の虹”
運スタによる企画の多くは、ストーリーに基づいて展開されるストーリー仕立てとなっている。2023年度のパレード企画は、“7色の虹”をストーリーの軸として開催された。
編集部:パレード企画ではどういったストーリーを軸に展開されていたのでしょうか?
カシヤマさん:“コロナ禍で元気のない時代の中、1つの光を目指す“というストーリーです。
各団体さんが合わさってできた6つの隊列が各々6色を担当していて、みんなで7色目を探しに行こうという構成です。
編集部:さっき見せていただいた隊列が、1隊列ごとに1色(6隊列で6色)という形ですね。
カシヤマさん:大隈講堂前ステージで隊列の到着を待っているお客さんに青色のルミカライトを持ってもらいました。
最後7色で虹が完成してGoal Fes. を迎える、という形になります。
編集部:コロナ禍から脱却するストーリーを虹の色で表現しているんですね…。隊列ごとに1色を担当していると。
カシヤマさん:そうですね。最後の大隈講堂前ステージ、そして観客が青色に光っていて、隊列は最後の1色を見つける、という形です。
編集部:粋な構成ですね…!ワクワクします!
編集部:物語の中心は“虹”です。なぜ“虹”をアイコン、ストーリーの軸に据えたんでしょうか。
カシヤマさん:2022年度からのパワーアップを考え、「大学周辺地域を巻き込みたい」、「より多くの方々に見てもらいたい」ことが念頭にありました。
視覚的に分かりやすい演出をいれることでより見てもらうチャンスが増える。分かりやすい「虹」というアイコンを設定することで、色鮮やかかつ周りから見ても印象深い。
早稲田文化という話を先ほどしたと思うんですけど、色んな個性が混ざりあって成り立っている「早稲田文化」を象徴できる企画としてつながりがあるのは虹かなと思いアイコンに設定しました。
編集部:わかりやすくかつ色んな意味合いが込められたアイコンなんですね…!
編集部:なるほど。その中で“7色の虹”のストーリーは考える担当者の方がいるのでしょうか⁇