ダンスと音で魅せる、タップの魅力


今回インタビューするのは早稲田大学公認のタップダンスサークル「TAPーLOVERS」から、相田紗良さん、蒔田紗友梨さん、島貫京子さん、布目悠人さんの4名の方々です。
一見ハードルが高そうに見えるタップダンスですが、意外にも4名全員が入部当初は未経験だったとか…!
今回はそんな、足で音を奏でるというタップダンスの魅力について語っていただきました。

立石:ではさっそくなのですが、みなさんが現在行っている活動について教えてください。

相田さん:はい。今はコロナ下でちゃんとした活動はできてないんですけど、通常なら週3回練習をして、早稲田祭を含めた大きな公演に年4回出ている感じです。
部員は今100人ぐらいになりました。

立石:めちゃくちゃ多いですね!

相田さん:今は一番上が30人ぐらい、1番下も 30人ぐらいで、真ん中が50人くらいですかね。

立石:へ~!前にタップダンスの動画を見させてもらったんですけど、皆さんすごく軽いステップで びっくりしました。

相田さん:えぇ!(笑) ありがとうございます。

映画やミュージカルのワンシーンに惹かれて

熊谷:タップダンスって結構異色な競技だと思うんですけど、やろうと思ったきっかけを教えてください。

布目さん:僕はミュージカルで見たのがきっかけでした。学校で見に行った「レディ・ベス」っていうミュージカルのタップダンスのシーンがすごい良くて、「自分もやってみたいな」と思って。あとは映画とかから入る人も結構いますね。

2014年に初演された「レディ・ベス」



熊谷:「雨に唄えば」っていう映画、あれもタップのシーンがかっこいいですよね。
俺が同じことやろうと思っても絶対できない(笑)
 【「雨に唄えば」 YouTube

相田さん:(爆笑) できるよ、できる!(笑) 結構みんな初心者からだし!

一同:うんうん(笑)

立石:初心者の方が多いんですね!

伝えたいことは簡潔に。

立石:では次の質問です。今は大学に行けて無いと思うのですが、TAPーLOVERSの皆さんはその中でどうやってモチベーションを維持したりとか、みんなで連携を取ったりしていますか?

相田さん:モチベーションか~、そうだなぁ…。

熊谷:練習とか結構できない中で、モチベーションが下がること無い?

相田さん:下がるよ!下がるし、大きい公演が2つぐらい無くなっちゃって、やっと出来たのが早稲田祭だけど学生会館(※下図参照)も使えないから、もう全部オンラインで振りを見せて、「各自でやってください」みたいな。
だから、いかに振り付けを作る人が振り付けを教わる側の人のモチベーションを上げるか…みたいな。

多くの公認サークルが使用する学生会館

立石:皆さんの中で、振り付けを作る側に回ったことがある方っていらっしゃいますか?

布目さん:ここに居る全員がやったことあります!

立石:そうなんですか!では、振り付けを作る側の方が、モチベーションを上げるために心がけたことがあれば教えてください。

布目さん:「必要以上に情報を流さないこと」は意識してました。
例えばLINEでバーって何でもかんでも連絡を投げるとみんな見なくなっちゃうので、「伝えたいことを伝えたいタイミングで、コンパクトにまとめる」ということをしてました。この時期ならではですね。

立石:確かにめちゃくちゃ長い文章きたら読まないですもんね(笑)

布目さん:その情報も、ちょっとずつ興味を持ってもらえるように小出しにしたりとかっていうことも意識してます。

立石:なるほど!ありがとうございます。
次の質問ですが、みんなが離れている中でなかなか会えない状況ではあると思うんですが、その中で団結力をどのように高めましたか?

島貫さん:夏休みに1回Zoomで総会をやってみんなで顔合わせをして、これからの方針を話したりしました。定演が12月にあるんですけど、それまでに少しでもいいニュースを、ということで、1時間程度しましたね。

立石:なるほど、そういう機会ってすごく励みになりますね!

音で魅せるからこその悩みも…

立石:今年に入って、4月から今までどのような練習をされましたか?

相田さん:本当は4月の頭に新歓公演をやるつもりで練習していたんですけど、それもだめになってしまって…。
代替公演をしようってなったけどそれもダメで…結局その間はほぼ何もできないまま…(^^;)
早稲田祭の開催が決まるまではほぼ何もできない感じでいました。
早稲田祭が決まってからは、振り付け者を募集したりしていかに早稲田祭を盛り上げるかを考えましたね。新歓とかも全然できなかったです。

立石:今、新入生はあまり入ってきていない状態ですか?

相田さん:この間新入生を締め切って、最終的に26人入りました。例年は60~70人入って、そこからだんだん30人になる感じなんですけど、今年は本当にあまり新歓もできないまま…。
次の公演とか練習をしないといけなくなったので、それくらいの人数で終わりにしました。

立石:じゃあその26人の新入生には頑張ってずっと続けてもらいたいですね(^^)
早稲田祭の1ヶ月前ぐらいですけど、今は本格的に練習している感じですか?

相田さん:とりあえず振りは全部入って、1回だけスタジオを借りてリハーサルをして、今の現状を見るようなことはしました。で、それを見てみんながまた各自で技を磨いたり魅せ方を考えたりしている感じです。

立石:今の時点で「大変だな」って思うこととか「ここを楽しみにしていて欲しい」っていうところはありますか?

布目さん:この間1回見た限りでは、会えない中作ったけど、その割にはいつも通り、いい感じの作品が集まったんじゃないかなっていう気はしています。

蒔田さん:今年の特徴としては、残念ながら1番下の学年が早稲田祭に出れなくて、上級生しか出ていないんです。ただ、その分ちょっとレベルが高い感じに仕上がっているかなという風に思います。

立石:いつもより大変な中で、でも作品のレベルは落とさず、むしろ上がっている感じで(^^)

相田さん:ハードルが上がってしまう(笑)
一同:笑笑

布目さん:でもやっぱり、学生会館が借りれないので、みんなで合わせるということは大変だなと思います。

立石:そこはちょっと大変なところがあるんですね。

布目さん:オンラインだと振りを正しく伝えるのがすごく難しくて、どれだけ丁寧に言ってどれだけ丁寧に見てくれていても、覚え間違いっていうのが結構あって。
でもそれって直接会わないと直せないくらいの細かさなんですね。その辺が多いのはすごい難しいところだなって思います。

相田さん:なんかタップだからこそだよね。音で魅せなきゃいけない部分もあるから。やっぱりちょっとでもズレると、ああぁぁぁぁ……みたいな(笑)

立石:みんなが揃ってやっといい感じになるんですね。

熊谷:家での練習ってできるんですか?舞台とか普段の練習の時は、下に板を敷いてやってるじゃないですか。

TAP-LOVERSのPV中の練習風景

相田さん:人によるね。家だと近所迷惑でできないっていう人もいるし、やっている人もいるし…結構まちまちですね。

熊谷:家でも変わらず板敷いてるの?

相田さん:うん。それか靴履かないで、靴下だけでやったりとか。

熊谷:靴下だと音ならないから難しそうだね。

相田さん:そうそうそう、結構難しいなって思う。

立石:足痛めたりしないんですか?笑

相田さん:あはは(笑) 私は大丈夫です。
布目さん:僕は靴下でずっとやってると結構痛めますね…。つま先で立ったりはできない。かかと痛めて、普通に歩けなくなるみたいなこともあったり(^^;)

熊谷:すごい身を滅ぼした練習ですね(笑)

オンラインならではの新しい表現も!

熊谷:じゃあ次は、一言ずつ早稲田祭の見どころを教えてください。

相田さん:新入生ってたぶんタップダンスを見たことない子とか初めて見る子が多いと思うのね。
例年は実際のステージにわざわざ足を運ばないといけないけど、今回は全部オンラインだから、スマホさえあれば見れるっていうこの利点を生かして、いろんな人に見てもらえると思う。
だからこそタップダンスの魅力を伝えられると思うので、ちょっとでも見て欲しいなぁっていう思いがあります(^^)

立石:ありがとうございます。確かに移動時間がないっていいですね。

島貫さん:私が初めてタップを見た時に1番すごいと思ったのが、足の動きに対して音がすごいたくさん聞こえてくるっていうことだったんです。
で、オンラインっていうことは全体像だけじゃなくて、もし足元とかも画面上で写してもらえるのであれば、その足がどういう風に動いているのかなとか、そういうところも面白いと思うので、注目して欲しいなって思います。

立石:確かに初めて動画見た時に、「音の数多いなー」ってすごく思いました!

蒔田さん:普段はよく洋楽を使うんですけど、今年は邦楽ばかりで、結構皆さんが知っているような話題の曲も使っているので、そこで興味を持っていただけたら嬉しいなあって思います。
あと、普段使わないような会場で照明をつけていただいて、かっこいいステージを作っていこうと思っているのでそこを見ていただけたらと思います。

立石:ありがとうございます。そこは見所ですね(^^)

布目さん:個人的には、今回早稲田祭の振りを作らせてもらってるんですけど、今コロナ下だからこそ、見ていて面白いものを作れたらなというふうに思いながら作っていて。楽しそうに踊っているのを、楽しく見てもらえたらなと思っています。

立石:表情の部分とかもですね(笑)

布目さん:はい、凄い作り上げます(笑)
一同:笑笑

熊谷:では最後に、新入生に向けて発信したいことがあればお願いします。

布目さん:ひとつだけ伝えたいことは、来年2年生以降の入部もTAP LOVERSは受け付けてるので、すごいいいなって思ってくれたら来年会いましょうっていうことです。

立石:1年生にとっては来年もあるってすごく嬉しいことですよね。

布目さん:何年生から入っても引退するまでの期間は一緒なので、3年間フルで楽しく過ごせると思います。

立石:ありがとうございます(^^)では、質問は以上になります。
今日はお時間いただきありがとうございました!  

相田さん:ありがとうございました!

◇TAPーLOVERS◇
早稲田大学公認の、インカレタップダンスサークル。
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インタビュアー:立石 恵梨奈
編集・構成:立石 恵梨奈

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この記事を書いた人

erina_tateishi

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