【総合商社、big4コンサル、大手IT企業 内定者質問会】早大生の先輩が教える就活成功の”秘訣”とは!<PRESENTED BY 日経電子版>

コラム
コラム

早大生の皆さん、こんにちは。

突然ですが、皆さん “就職活動” は始めていますか?

キャリタス就活2022の調査によると、
第一志望に内定をもらえた学生の割合は、わずか “37%” ほど

自分が思い描くキャリアを進むためには、実力と同等に “徹底した準備”が必要になります。

これから大学生活を謳歌しようと思っている新入生も、まだいいやと思っているそこのあなたも、他人事ではありません。

とはいえ、初めての就職活動。

何から手を付けたらいいか分からない方も多いのではないでしょうか。

そんな不安を抱える早大生の悩みを解決すべく、今回は「大手IT企業」「big4コンサル」「総合商社」の内定を勝ち取った先輩方へ、”就活成功の秘訣” を聞いてみました!

○ 就活を始めたきっかけ

―― 今回は、「就活」をテーマに、皆さんにお話いただきたいと思います!ではまず、皆さんが就活を始めた時期と終えた時期について教えてください。

Aさん(IT企業)
Aさん(IT企業)

自分はかなり遅い方だと思います。4年生の5月に就活を始め、7月に終わりました。

Bさん(コンサル企業)
Bさん(コンサル企業)

就活を始めたのは3年5月でした。自分は理系だったので大学院に進む友人が多く、周りは就活を全く始めていない状況でした。就活を終えたのは3年生の12月です。

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

私は3年の4月に始めました。早く始めた方だと思っていましたが、業界によっては遅いスタートでしたね。就活を終えたのは4年生の6月でした。

―― ありがとうございます。3年生の4月から、4年生の5月まで、就活を始める時期は人それぞれなんですね。では、始めたきっかけと最初にしたことはどのようなものだったのでしょうか。

Aさん(IT企業)
Aさん(IT企業)

久々に開催した高校の同期との飲み会で自分以外全員内定を持っていたのがきっかけでした。その日帰宅して、まだ募集していたIT系1社と総合商社の夏季選考枠で1社をとりあえず応募しました。

Bさん(コンサル企業)
Bさん(コンサル企業)

きっかけは、同じサークルの先輩が主催して下さった就活体験イベントに参加したことです。そこで先輩から「最近、就活が早期化しているので出来るだけ早く始めた方がいい」というアドバイスを頂いて焦り出したのが始まりです。
最初は右も左もわからなかったため、とりあえず就活支援サイトなどが主催しているイベントに片っ端から応募してました。

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

私もきっかけは先輩でした。先輩が就活のイベントを紹介してくださったので、それを経由してまずはインターンのESを出してみました。やりたいことがあまり定まっていなかったので、自分に合う業界を探すべく、色々な説明会やインターンに参加していました。

○ コロナ禍での情報収集

―― 「先輩がきっかけ」という方もいらっしゃいましたが、コロナ禍で先輩との繋がりが薄れたり、対面での就活イベントが実施されなかったりと、情報不足の中での戦いを余儀なくされていたかと思います。そんな中、皆さんはどのように就活に取り組んでいたのでしょうか?

Aさん(IT企業)
Aさん(IT企業)

たしかにコロナ禍で、企業の方と直接お会いすることが厳しい状況ではありましたが、裏を返せば企業の良い面だけを切り取った一方的な情報収集にならなかったのはプラスの作用だったと感じます。
自分は就職活動の情報を全てインターネットで収集していましたが、こうしたネットサーフィンに多くの時間を費やせるようになったことは、コロナ禍で逆に有利に働いたのではないかなと思います。自分としては、コロナ禍では逆に情報過多だったかな、と。逆にどの情報を選択するかということと戦っていました。

Bさん(コンサル企業)
Bさん(コンサル企業)

自分はコロナ禍もあって先輩と話すことが少なく、情報を得る機会がほとんどありませんでした。その状況で自分が行った工夫としてはオンラインサービスの活用です。ネット上には無料で就活の相談に乗ってくれるサービスや自己分析ツールなどが溢れているのでそれらを上手く活用して情報を集めていました。ただ、デメリットとしてインターネット上の情報は信憑性が薄いため自分でしっかりと情報を取捨選択する必要があったのが大変でした。

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

そうですね。私もインターネットをメインに情報収集していました。最近は就活生向けのメディアなども充実していますし、先輩から情報が得られない人でも問題なく就活を進められると思います。
あと、AさんやBさんがおっしゃる通りインターネットは情報の信憑性や取捨選択が難しいところではありますが、企業の公式HPや日経新聞の電子版などのメディアを活用すれば、信憑性のある情報を簡単に得られると思います。

―― 日経電子版、いいですよね。私自身も、就職活動はまだなのですが、「私の履歴書」が好きで有料会員になりました(笑)

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

そうですね。就活に関する情報に限らず、日々の雑談のネタから完全なビジネス知識まで、分かりやすく網羅されているので、就活生でなくても日経電子版は使えると思います。ひとつの記事を読み終えるごとに、ひとつ知識が増えていく感覚が面白いですね。

ーー ありがとうございます。皆さん、インターネットでの情報収集がメインとのことでしたが、一方で、就職活動といえば「インターンへの参加」が現在の主流となっています。この点について皆さんはどう思われますか?

Aさん(IT企業)
Aさん(IT企業)

自分は参加していませんが、選考直結型であれば、早期に就活が終わる可能性もありますし、志望する企業が既に決まっているのなら、その会社の内情をより深く知る目的でインターンに参加する意味はあると思います。

Bさん(コンサル企業)
Bさん(コンサル企業)

自分は3年7月から20社程のインターンに応募して、最終的には10社ほど参加しました。結果的に夏インターン経由で第一志望の内定を頂けたので参加して本当によかったと思っています。

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

私も様々な企業のインターンに参加しました。インターンではその会社の業務体験ができるので、自分の可能性を広げるためにも多くの業界のインターンに参加して業務内容の理解に努めました。結果的に就職を決めた総合商社も、インターンでのワークが魅力的だったことが決め手の一つでした。

―― インターンで内定が出ることもあるのですね!「なぜやるのか」という部分が曖昧になっているように感じたため、大変勉強になりました・・・(笑)

Bさん(コンサル企業)
Bさん(コンサル企業)

はい。内定に近づける以外にも「色々な業界を見られる」「社員から直接話を聞ける」などインターンに参加するメリットはありますので、可能であれば参加した方が良いと思います。

○ 就活での失敗談と後悔

―― ありがとうございます。では続きまして、皆さんの「就活での失敗談、後悔」について教えてください。

Aさん(IT企業)
Aさん(IT企業)

一番の後悔は「就活だるい」という理由でなかなか動かなかったことですね。多くの人が3年頃スタートすると思うのですが、自分はなかなかスタートできませんでした。
ただ、就活は早くて悪いことはひとつもないです。
「ES40社出した」とか言っている同期を見ると、「自分ももっと色々な会社を見ておけばよかった」と後悔します。別の選択をしたら自分の人生はどうなっていたんだろう、と。
後輩に同じ思いはしてほしくないので、これを読んだら今すぐ就活を始めてください(笑)

Bさん(コンサル企業)
Bさん(コンサル企業)

一番の後悔は「もっと色々な業界を見ておけばよかったこと」です。
自分はIT系のゼミに入っていたこともあり、最初から何も考えずにIT業界やコンサルティング業界のテクノロジー部門を見ていました。しかし本当に自分がやりたいことを考えてみると、ポスターやグラフィックデザインなどのデザイン制作が昔から好きだったので広告業界やデザイナー職種などにも応募すればよかったと後悔しています。
今から就活を始める25卒の後輩たちには、しっかりと将来自分が何をしたいのか自己分析しながら幅広い業界を見て欲しいなと思います。

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

私の後悔は、多くの業界を見ることに気を取られ、応募締切の早い外資系を受けるのが遅れてしまったことです。外資系のコンサルと投資銀行を受けたのですが、既に締め切ってしまっている企業も多かったので必然的に受けられる企業の数は少なかったです。

―― 「就活だるい」は気持ち分かります(笑)どうしても一歩踏み出せずに、まだいいやとなってしまいがちですが、お話を聞いていたら何だか焦ってきました。

Aさん(IT企業)
Aさん(IT企業)

本当に、今日から始めてください(笑)

○ ガクチカ脚色ありかなしか、面接で嘘つくのありかなしか

―― では、ここから少し踏み込んだ質問に入ります。「ガクチカ脚色ありかなしか、面接で嘘つくのありかなしか」について、多くの就活生で意見が分かれるこの問題ですが皆さんはどうお考えでしょうか?

Aさん(IT企業)
Aさん(IT企業)

基本的には、ナシだと思います。
就活は企業とのお見合いみたいなもので、最初にいくら取り繕って好印象を植え付けたとしても、入社してボロが出てしまえば意味がありません。
就活はゴールではなく、社会人生活のスタートラインですから、長い目でみて「自分の性格、能力」に合った会社を探すことが、就活の意義だと考えています。
ですから、ガクチカを脚色して一時的に認められたとしても、本質的には無駄なことをしていると自分は思います。
ガクチカを脚色するよりも、ガクチカを脚色しなくてもよい学生生活を送ることの方が重要なのではないかと思います。

Bさん(コンサル企業)
Bさん(コンサル企業)

そうですね、自分もAさんと同じ意見でナシだと思います
嘘や脚色で内定を貰った会社で本当に活躍できるかという疑問点はもちろんですが、そもそも嘘をついても、深堀された時の回答が曖昧になったり、ズレた回答をしたりでバレてしまいます。
実際に集団面接ではそういう学生を時々見かけました。
ただ、表現とか言葉遣いを上手く変えて、よく伝わるようにするって意味で、「脚色」するのはアリなのかなって思います。
これは言い換えればある種のプレゼン力とも言えるかとも思うので、「どうすれば正しく、効果的に伝わるか」については、むしろ積極的に考えるべきかなとも思います。

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

ぶっちゃけると、「ひとつ目の内定を得るまではアリ、それ以降はナシ」だと思います(笑)
就活生にとって内定0は精神的に良くないですから、とりあえずひとつ目の内定を取るために本当に僅かな脚色はアリだと思います。もちろん嘘はダメです。
ただ、それ以降の本命企業については脚色も良くないと思います。
ありのままの自分を評価してくれた会社でないと、ありのままの自分が輝けないと思います。

―― 「本来あるべき就活像」と「賢く立ち振る舞わなければいけない現実」との葛藤みたいなものが伺えますね。

Aさん(IT企業)
Aさん(IT企業)

Cさんの仰る通り、精神を安定させるための内定は必要だと思います。あとは、練習感覚で数社エントリーする人もいますし、全てが全て全力で戦わなければいけない訳でもないと思います。そこら辺は、ご自身の性格に合わせて “上手くやる” ことも大切ですね。

○ 「就活の成功」とは

―― ありがとうございます。では続きまして、皆さんにとって「就活の成功」とはズバリ何でしょうか?

Aさん(IT企業)
Aさん(IT企業)

1番は自分の第一志望先に就職が決まることだと思います。
しかしそれ以上に、先ほども述べた通り「自分の性格、能力に合った会社に行く」ことの方が重要であると感じます。人生長いですからね。

Bさん(コンサル企業)
Bさん(コンサル企業)

「相思相愛の企業に内定すること」だと思います。
自分もその会社のことが好きで、会社も本当の自分を企業人材として欲しがってくれる。そんな企業に内定することが「就活の成功」だと思います。それは自分にとっても会社にとっても幸せな関係だと思いますし、入社後もやりがいや成長を感じられるのではないかなと考えています。

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

私は「就活を始める前には思い描くこともできなかった素敵なキャリアに出会うこと」だと思っています。
普段生活する中ではどうしてもtoC系の企業が目につきますが、普段見えないところで私達の生活を支えている素敵な企業が世の中にはたくさんあります。
それらに目を向け、自分の成し遂げたいこと、作りたい社会を実現する上で最適な会社に就職を決められることがベストだと思います。

―― なるほど「就活の成功」と言っても人それぞれなんですね。では、そんな皆さんが実際に「就活に成功」した理由は何だと思いますか?成功要因、面接時の心構え、ガクチカで工夫したことの3つに分けて教えてください。

Aさん(IT企業)
Aさん(IT企業)

成功要因としては、出願する企業のIR情報を完全に把握したうえで選考に臨んだことが挙げられると思います。特にESの添削や面接対策等は行わず、中長期計画と有価証券報告書だけを頭に叩き込んで選考に臨みました。
面接時の心構えについては、ただ面接官の目をまっすぐ見て、自分の能力と信念を正直に伝えることに尽きると思います。
面接官の心が少しでも動けば、次の選考へと進めると思いますよ。
そして、その信念を下支えする柱となるのがガクチカになるので、信念の説得材料となるように自身の経験や能力を記載しました。

Bさん(コンサル企業)
Bさん(コンサル企業)

そうですね、成功要因としては、面接に臨む前に質疑応答のパターンを全て文章として書き出して暗記したことです。これはもちろん「面接でスムーズに質問に応えられるようになる」というメリットもありますが、それ以上に面接前の企業分析や自己分析の代わりになってやっててよかったと思っています。
また、面接時の心構えとして一番意識していたことは、結論から話すことです。日常生活では起承転結で話しがちですが、それでは面接時にグダグダした回答になってしまうので結論から簡潔に話すことを意識していました。
ガクチカに関して工夫したことは、できるだけ多くの人に添削してもらうことです。やはり自分だけで良い文章を書くことには限界があるので就活支援サービスを利用して添削してもらいました。

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

成功要因としては情報のアンテナを常に貼っていたことかなと思っています。就活中は業界研究もかねて定期的に日経新聞などのビジネスニュース記事を読んでいました。実際にそのおかげで第一志望の面接の際に「最近のニュースでこの業界に今後影響しそうなものを1つ挙げてください」という質問に明確に応えることができました。
また、面接時の心構えは、聞かれたことに対してストレートに答えることだと思います。気持ちが入って冗長にならないように気をつけました。
ガクチカで工夫したことは、数字をきちんと伝える事です。具体的な数値を示すことによって、自分の取り組みの規模感をイメージしてもらうようにしていました。

―― ここでも日経新聞が登場していますが、就活において、具体的に何を読めば良いのでしょうか。

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

まずは、志望する会社の動向と業界、即ち同業他社の動向ですね。これを読んでおくと、私が受けた「会社理解」「業界理解」を問われる質問に対しても反射的に答えられるようになると思います。また、Aさんが仰っていたIR情報なんかはまさしくそうで、「なぜ我が社なのか」「同業他社との違いは何か」といった差別化質問も難なく答えられるようになるかと思います。

―― なるほど。日経は色々な角度から幅広く業界や会社に関する情報を取り上げていますから、予備知識を付けるにはもってこいのツールなんですね。

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

そうですね。例えば、「まちづくりがしたい」という志望動機があって、デベロッパーを受けるとします。
ただし、単に「まちづくり」だけであればA社にこだわる必要はなく、どこのデベロッパーでも目的は果たせますよね。
そこで「なぜ弊社なのか」と聞かれると、答えに詰まるケースが往々にしてあるんです。
そういった時に、日経で「エントリーする会社のこと」「同業他社のこと」「業界全体のこと」をしっかり下調べしていれば、

「B社は売上では御社を抜いておりますが、○○地区といった狭い範囲を主な拠点としており、ビジネス街であることからオフィスビスの建設がメインとなっています。一方で御社は主な拠点を持たず全国展開をしており、事業範囲はオフィスビルのみならず、住宅や商業施設、テーマパークにまで及んでいます。私の考えるまちづくりは「生活と娯楽が一体となった住んでいて楽しい街」であり、その目的を果たせるのは御社のビジネスモデルであると考えております。故に私は御社を志望させていただきました。」

と言えるんです。
ここで差をつけられるかどうかは、「選考の対策ばかりに気を取られているか」あるいは「日経を使って業界全体の情報収集をしているか」の差だと思います。

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コマオくん
コマオくん

―― ありがとうございます。ちなみに、差し支えなければ皆さんの出願数と内定数、内定が出た時期を教えてください。

Aさん(IT企業)
Aさん(IT企業)

自分は2社出願し、その2社から内定をいただきました。
内定が出たのはいずれも4年生で、ITの方が7月頭、総合商社の方は夏季選考だったので7月末に内定が出ました。

Bさん(コンサル企業)
Bさん(コンサル企業)

出願はインターン経由のものを含めると出願10社、内定2社です。
内定は1つ目が3年の9月で、2つ目が3年の12月にいただきました。

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

出願20社、内定5社です。
内定は一番早いもので3年の12月、一番遅いもので4年の6月です。

ーー 皆さん、内定を複数お持ちのようですが、なぜ今の会社に入社を決めたのでしょうか。また、皆さんの「企業選びの軸」と「キャリアプラン」についても教えてください。

Aさん(IT企業)
Aさん(IT企業)

自分は、企業選びの軸として、第一に「社会貢献性」を掲げていました。そして第二に、その社会貢献性は自分たちの手によって生産可能であることが重要であると考えています。第三に、自分は既存の枠組みで働くのが苦手なタイプだと分かっていたので、やるなら新規事業かな、と。
そのため、ものづくり的な側面の強いIT企業への入社を決めました。

Bさん(コンサル企業)
Bさん(コンサル企業)

私が入社を決めた理由は、自分の就活軸と合致した企業だったからです。
私自身「相手に寄り添いながら課題を解決し、仕事を通じて世界に最先端テクノロジーを広めたい」を就活軸にしていました。
この軸を最短ルートで達成できる企業が、現在入社しようと思っている企業です。
なのでキャリアプランとしても最先端テクノロジーの導入プロジェクトを国内外問わず経験し、ゆくゆくはマネジャーとしてチームを率いたいと考えています。

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

今の会社に入社を決めた最終的な理由は「人」でしたが、就活軸として人を重視していた訳ではありませんでした。私の就活軸は人々の生活を支えること、利益を生みながら社会課題を解決すること、海外赴任ができることの3つでした。
この3つの軸を全て達成できる企業選びをして、内定をいただいた企業の中から最終的に「人」で入社を決めました。
キャリアプランとしては、若い時期に様々な経験を積み、いずれグローバルな案件の事業責任者になりたいと考えています。

○ メッセージ

―― ありがとうございます。それでは最後に、これから就職活動を迎える学生から、就職活動真っ只中の学生、内定を取って社会人に向けた準備をしている学生まで、後輩たちにメッセージをお願い致します

Aさん(IT企業)
Aさん(IT企業)

就職活動は上手くいかないことや辛いことの方が多いかもしれませんが、自分の信念だけは強く持ち続けてください。
対策の段階や面接において、誰に否定されたとしても、信念だけは曲げてはいけないと思います。
これほど自分を見つめ直し、信念を持って過ごせるのは、就職活動の時期くらいであると自分は思います。
なので、就職活動の時期は、答えが見つかるまで思う存分悩み考え抜いてください!

Bさん(コンサル企業)
Bさん(コンサル企業)

私が伝えたいことは就活中はどんな時もポジティブでいてほしいという事です。
就活中は心が折れそうになる瞬間がたくさんあると思います。ただ、就活では大半の企業からお祈り(選考落ち)されるのが当たり前です。
なので一つ一つに気落ちせずに次に進んでほしいです。逆に企業からお祈りメールが届いたときは「自分に合わない企業が一つ見つかった」くらいに考えて、次に向かうためのステップだと思って前向きに就活に望んで欲しいと思います。

Cさん(総合商社)
Cさん(総合商社)

私からは就活中の皆さんに向けて伝えさせていただきます。
私が伝えたいことは、誰にでもチャンスはあるということです。
就活をしていると、帰国子女の方、体育会の方、理系院生の方など素晴らしい属性を持った方々の経歴に圧倒されてしまうことがあると思います。
しかし、企業側は私たちが思っている以上に私たちの内面に目を向け、多様な人材を採用しているように感じました。
上記のような表面的な強みを持っていなかったとしても、内定できる可能性は十分にあると思います。
はじめから諦めてしまうのではなく、貪欲に挑戦していくことが、自分の将来に悔いを残さないためにできる、唯一のことだと思います。就活、頑張ってください!

○ まとめ

以上が3人の先輩たちから聞いた「就活の成功」というテーマに対する回答です。

共通して言えることは、自分自身をよく知り、自分に合った会社や業界を見つけることが重要だということです。

そのためには情報収集や面接対策だけでなく、自己分析やキャリアビジョンも大切なんですね。

皆さんもこれからの就活で自分らしく頑張ってください!