100分授業どうだった?~2023年春学期を振り返って~

コラム
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夏休みも終わり、秋学期が始まりましたね。

2023年春からの100分授業には慣れましたか?

今回は、実際に100分授業というものを春学期に経験してみた感想や感じられた影響をまとめてみました。

  • 100分授業はいいと思うか?
  • 100分授業の恩恵
  • 100分授業のデメリット
  • 100分授業による変化
  • まとめ 100分授業の影響

これら五項目についてアンケートを取り、8人から回答を得られましたのでその全体としてフィードバックしようと思います。

なお、各人の回答は(〇学部〇年)という形で記載させていただきます。

100分授業はいいと思うか?

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 100分授業は良いと思いますか?。回答数: 8 件の回答。

8人と回答の数は全体として少ないですが、それでも100分授業に関しては人によって意見が分かれているという印象です。

100分授業の恩恵

先生によっては50分経ったくらいで休憩をくれる(基幹理工学部3年)

14週間授業のため、試験までの期間が短く、比較的記憶が新しいうちに試験を受けられる。(国際教養学部2年)

夏季休暇が延びる(?)(政治経済学部3年)

空きコマでできることが増える(法学部1年)

授業数が少なくなったので長期休暇が長くなった。(基幹理工学部4年)

長期休みが一週間ほど延長されたこと。また、授業時間にも余裕ができたからか、以前より中途半端なところで切り上げられることが減った気がする。総合的に見るとメリットの方が上回ると感じる。(政治経済学部3年)

授業の回数が減るため、必然的に夏休みや春休みが長くなる点。(法学部3年)

授業回数が少ないので気持ち的に楽(法学部1年)

100分授業のデメリット

帰りの時間が遅くなった(特に5,6限)、わせバスの時間が授業時間に合っていない、集中力が持たない(基幹理工学部3年)

90分授業の時もそうだったけれども、授業中に休憩がないと集中力が続かない(国際教養学部2年)

集中力が保たない(政治経済学部3年)

途中で集中が切れる(法学部1年)

途中で疲れてしんどい。 各コマ(特に午後)の開始時間が分かりにくくなった。(基幹理工学部4年)

以前に比べて1限の開始時間が10分前倒しとなり、朝早くの登校がさらにキツくなった。早朝の10分の重みは大きい。また、4限以降の授業は終了時間が遅くなり、その後にサークルやバイトなどの予定が入れづらくなった。授業自体はたった10分の延長のため長くなったという感覚はないが、開始・終了時間の変更による弊害が最も煩わしい。(政治経済学部3年)

1回で授業が結構進むので、1回休むと結構きつい。ゼミの回数が減って寂しい。(法学部3年)

終わりの時間が遅くなるので、5限まで授業のある日は少し大変。また、他大学の友達と待ち合わせするのが難しい。(法学部1年)

100分授業による変化

(個人的なこと)授業が対面、空きコマ、zoomと並んでいるときに、空きコマの時間で家に帰れるようになり、家でzoomを受けれるようになった。今まではギリギリ間に合わず学校でzoomを受けていた(基幹理工学部3年)

4月の第1週など人混みが少ない時期に旅行などに行けるようになった(国際教養学部2年)

特になし(政治経済学部3年)

夏休みの最終週に旅行が入れられる(政治経済学部3年)

特になし、むしろバイトに間に合わなくなって4限取れなくなった。(法学部3年)

【まとめ】100分授業の影響

メリット

(1)授業の内容が濃密になる。

(2)空きコマが長くなる

(3)夏休み・春休みが長くなる。

デメリット

(1)集中力がもたない

(2)スケジュール調整が難しい、開始時刻などが分かりづらい

8人の回答を見ていく中で、みんなそれぞれ100分授業に関してメリットもデメリットも両方見出しているのだと感じました。

まず、メリットを見ていきましょう。

授業に関していうと、授業内容の進度が速くなることと空きコマが長くなることが挙げられます。

私自身の印象になりますが、英語の授業が50分対面50分オンラインの分割時間になったり、教授が授業内でも軽い休憩時間を提供してくれたりと100分になることによって新しい時間の使い方が出来ているのではと感じるときが多々ありました。

更に、重要なメリットとして、授業数が少なくなるために春休みと夏休みが必然的に長くなることが挙げられます。

休暇が長くなれば、旅行などの予定を混雑していない時期に組むことができます。このように休暇をより有意義に活用できることが100分授業のメリットの一つだと考えています。

授業が10分延びるだけでも登校する時間帯や授業の時間枠が異なることがあり、それがスケジュールに影響を及ぼしているのだと感じました。

次に、デメリットを見ていきましょう。

授業に関していうと、集中力がもたない、途中で集中力が切れるといった声が見られました。授業の時間が延びるとどうしてもそこに集中する時間が長くなってしまうのでしょうがないところだと思います。なるべく、体調を整えるなどして長い授業時間に順応していく必要がありそうです。

また、授業の時間枠が昨年に比べて大幅に変更されたため、予定管理に支障をきたしていることもあるようです。

例えば、1限の開始時刻が早くなったり、4限以降の終了時刻が遅くなったりしています。

私自身、春学期には5時間目に必修科目があったときがあったのですが、春であっても授業から帰る頃には外も暗かったです。

これらをまとめると、100分授業は主に授業の進度が速くなる、夏休みや春休みが長くなるといった恩恵が受けられることは確実だということが分かりました。

しかし、受ける側からすると、時間枠が変わって予定管理が難しいとか集中が切れるなど色々と負担に感じることがあると実感しました。

授業時間が10分延びるだけでもこれほど学生の生活スタイルに影響が及んでいるという実感がわきました。

おわりに

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