サークルは意外と簡単に作れます!

コラム
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 新入生のみなさん、入学から1か月が経ちましたがいかがお過ごしでしょうか!在学生の皆さんも、新年度を迎え気持ちを新たにしている頃でしょう!

 早稲田大学のサークルは、公認サークルは約500個、非公認サークルも含めると3000個以上にものぼると言われており、日本屈指の規模を誇っています。この中から自分に合うサークルを見つけよう…と思っている人が多いでしょう。これだけあっても、自分が入りたかったり、合うサークルが見つからないかもしれません。そこで、今回はサークルを立ち上げるのは意外と簡単であることを、〈2年前実際にサークルを作った私が経験を踏まえながら〉ご紹介します!サークルに『入る』だけでなく、『作る』という選択肢もあるのです!大学に入って何かしたい…そう考えている人にもサークル作りはオススメです!!

サークルを作るメリット

サークルを作ることにはどんなメリットがあるのでしょうか?

①友達を集めることができる

 例えば、「大学内で同じ趣味の人、友達になりませんか?」って言いにくくないですか?でも、「サークル作りました!一緒に楽しみましょう!」って言うとどうでしょう?これがきっかけでサークルを立ち上げた人は結構います。

②就活で使える

 就活の際に、「所属している団体での立ち位置は?」と聞かれることがあります。みんなを引っ張っていった経験は、必ず就活でも役に立ちますし、企業側もリーダー力のある人材を欲しているかも…?

③自信になる

 サークルを作るにあたって、辛い経験も、うれしい経験もたくさんすることになると思います。成し遂げられたら必ず自信になりますし、チャレンジしたことはいい経験になると思います!

サークルの作り方

①まずは目的を決める

 まずは、「何をするサークルにするのか」を決めましょう。オススメは自分の”大好き”を一緒にするサークル。好きなことは長続きするはずです!

②一緒にサークルを創り上げていくメンバーを探す

 一緒にサークルを作ってくれるメンバーは次の2つがあります

・対面で話かける

 授業や類するサークルなど、対面で出会った友達に声をかけていく方法です。

・SNSで募集する

 SNSを使って幅広く募集する方法です。TwitterやInstagramは特に拡散力が高いのでオススメです。ちゃんと「一緒にサークルを作ってくれませんか?」と尋ねることが重要です。「入ってくれませんか?」だと、どうしても提供する側(自分)と提供される側(相手)になってしまいます。

③どんなサークルにしていくか決める

 対面でコミュニケーションを交わしながら「どれくらいの規模を目指すか」「どんな雰囲気にするのか」「どれくらいの頻度で活動するのか」「グループチャットはLINEにするか、それ以外にするか」「オール早稲田にするか、インカレにするか」などなど…。あらかじめ明確に決めておくことが重要です。(筆者は優柔不断な性格であるため、なかなか決められずに苦労しました…。)

④実際に活動をする

 ここまで来たら、活動を行いましょう!活動を重ねていくと、自然と人数も増えていくはず…!目的にもよりますが、オンラインよりも対面での活動を積極的に行うことがコツです。

作るうえで大事なこと

①初動は本当に大事

  まず、最初に来てくれたメンバーは大切に丁寧に対応しましょう。立ち上げたばかりのサークルに来てくれる人は、同じような志や勇気を持った人です。私がサークルを作った時は、運よく10人ほど集まったものの、最初に集まった時に建設的な会話ができず、その後ほとんどの人が離れていき再建に多大な苦労をしました。初動は特に大事で、新入部員が来た時も同じです。

②幽霊部員を増やさない

 参加率が落ちると、参加人数が不透明でサークルの運営がしにくくなります。幽霊部員を増やさないためには、サークルの人を丁寧に扱うことが重要になります。せっかくサークルに来てくれた人なんです。ある程度活動が軌道に乗っても、初心を忘れずに疎かに対応しないようにしましょう。

③メンバーを集める時はポジティブに!

 断られたり、なかなか人が来てくれないことも多いと思います。いちいち落ち込んでいたらキリがありません。自分を信じて活動を続けていれば、きっと来てくれるはずです。ポジティブな思考でメンバーを集めるようにしましょう。

早稲田大学のサークルの種類

 早稲田大学のサークルには、3種類あります。

①公認サークル

 早稲田大学公認のサークルで、学生会館の部室や共通教室、会議室・各練習室などの施設利用、課外活動補助金の申請、新歓ブースの優先割当など、大学からさまざまなサービスを受けることができる。

条件:早大生のみで21人以上、2学部以上の会員がいること。

②登録(未公認)サークル

 大学への届出を済ませ、登録は完了しているものの、公認サークルの設立要件を満たしていないサークル。教室貸出やサークル新歓期間のラウンジ使用などの便宜を受けられる。

条件:サークル構成員2人以上 既定のサイト(2023年度 登録(未公認)サークル申請フォーム / Application Form for Registered (unofficial) Circles for AY2023-MyWaseda))より登録

③無届団体

 早稲田大学の名のもとに活動をする無届団体もあります。原則、教室や新歓ブースを利用することができない。

条件:特になし

公認サークルになる一番のメリットは、大学の公式サイトに掲載されることです。他には、空き教室の貸し出しや新歓ブースの設置などで登録サークルよりも優先されます。ただ、会計報告などが必須になるので、活動の自由度は落ちるかもしれません。恒久的にサークルを残していきたいのであれば、公認サークル化するのがオススメです。どんなサークルであれ、サークルの登録を済ませましょう。

最後に

 いかがだったでしょうか。筆者も入学直後、色々な新歓に行ってたくさんのサークルに入ったもののどこか自分には合わなかったためサークルを作り、今では30人を超える規模のサークルにまで成長することができました。

 重要なのは『勇気』と『あきらめない気持ち』です。新入生でなくても大丈夫。きっと、あなたに合う人が集まるはずです。サークルを作ろう!と思っている方、応援しています!!!