癒やしを届ける早稲田の天使たち

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授業にバイトにサークル…忙しい毎日、本当にお疲れ様です。みなさんは疲れたときの癒やしって何ですか?

今回は、見ているだけでなんだかこっちまで笑顔になれる…そんな癒やしをみんなに与えてくれる、フラダンスサークル「ワセフラ」さんをインタビューさせていただきました。

「癒やしが欲しい…」なんていう方は特に、この記事を読んでワセフラさんの魅力に改めて気づいていただけると嬉しいです☺

立石:今回はよろしくお願いいたします!
ではまず最初に自己紹介をお願いします。

岸保さん:はい。まずは私からさせていただきますね。
早稲田大学ハワイ民族舞踊研究会幹事長を務めております、岸保里奈(がんぼ りな)と申します。よろしくお願いします。

金子さん:同じくハワイ民族舞踊研究会、副幹事長金子れなです。よろしくお願いします。

立石:よろしくお願いします!
次に、サークルの活動について簡単に教えてください。

岸保さん:今は変則的なんですけど、通常は火・金曜日に早稲田大学の学生会館で練習を行っております。
練習内容としては、次に控えているステージに向けて練習をするという形をとっています。
出演するステージは、大きいものだと学内で早稲田祭と単独講演を行っていて、学外では「全国学生フラ・フェスティバル」っていう、福島の「スパリゾートハワイアンズ」で行われるステージに立ったりしています。

フラ・フェスティバルの様子

あとは「ナレオパーティー」というワセフラの創立に関わってくださった方々が作っているパーティーのステージに立ったりしています。

立石:いろんなイベントがありますね!

岸保さん:あとはハワイでのステージを今年予定していたんですけど、コロナの影響でいけなくなってしまって…年によってはディズニーで出演させていただいております。

立石:ハワイにも行かれるんですか!?

岸保さん:行く予定で、しかもこれは今年初の試みだったんですけど行けなくなってしまって…

立石:え~、それは悔しいですね…。

岸保さん:でも来年からは行くと思います。

立石:前に、「セブンルール」で福島のリゾートホテルのフラダンスをされている方が取材されてたんですけど、もしかしてそのホテルですか…?

岸保さん:おそらくそこですね(^^)

スパリゾートハワイアンズの
フラダンスショー

立石:めっちゃ素敵なところですね!
メンバーは何名ぐらいいらっしゃるんですか?

岸保さん:今は85名で活動しています。

立石:結構大規模ですね!ひとつのステージに85名の方全員出られるんですか?

岸保さん:ステージによってなんですけど、早稲田祭と単独公演が ほぼ全員参加で、それ以外のステージは有志で出演させてもらってます。

立石:そうなんですね!ありがとうございます。

かわいい衣装に魅了されて…

立石:次の質問です。お2人がこのサークルに入ろうと思ったきっかけは何ですか?

岸保さん:私は高校生の時にダンスを体育の授業で、ワセフラのコピーダンスをしたのがきっかけです。そこで「可愛いな~。大学になったら入りたいな」と思って。
最初の新入生歓迎ステージで「やっぱりここしかない」と思って入りました。

立石:へ~、いいですね(^^)高校の時にフラダンスに触れる機会があったんですね。

岸保さん:中学の時の先輩がワセフラに入っていて、それでいいなと思って、という感じです。

立石:その時から決めてたんですね。それで実際に合格して入ってっていうのがすごいですね(笑)
金子さんはどうしてですか?

金子さん:はい。私は、一緒に入学式に行った友達が「ワセフラに入りたい」って言っていて、それで新歓見に行ったら衣装がすごいかわいくて「ここにしよう!」と思って入りました。

立石:結構他の人も衣装がいいなって思って決めた人は多いんですか?

金子さん:そうですね。やっぱり衣装がかわいくて決めたっていう人が多いですね。

立石:衣装は毎回決まっているんですか?

金子さん:衣装は曲とか雰囲気に合わせていろんな種類の衣装を組み合わせて使っています。ワセフラの中に「衣装係」っていう部門があって、その子たちが全部考えてくれてます。

単独公演の様子。鮮やかで綺麗です…!


立石:衣装係の人がいるんですね!おしゃれな人多そうですね。

金子さん:そうですね。3年生は引退公演で毎年ドレスを着ているんですけど、そのドレスの色とかも衣装係の子が中心になって考えてくれてます。

立石:えーすごいいいですね!考えるの難しそうですね。

金子さん:そう思います。結構大きい公演だと着替えの時間とかを考えながら決めてくれているのですごい大変だと思います。

立石:ただ可愛いだけじゃなくて、そういうことも考えないといけないんですね(^^)
「いいな」と思って入って、実際に今はどんな感じですか?

金子さん:今はもう最高ですね(笑)かわいい衣装たくさん着れるのがすごい嬉しいし、今3年生になってからは憧れのドレスも着れるので、それもすごい嬉しいなっていう気持ちです(^^)

立石:いいですね~!お聞きして最初にそういう感想が出てくるっていいなと思います。本当に楽しいんだろうなっていうのが感じられます(^^)

熊谷:いいですね~。
そういえば、ハワイの公演って何月ごろを予定してたんですか?

金子さん:ハワイの公演は今年の3月の初め頃ですね。何を踊るか決めていて、衣装とかも全部決めてたんですけど…。
本当に1週間ぐらい前に「できません。」って学校からメールが来て…終わりました、っていう感じです。

立石:ええ~…!確かに3月ってきわどいですもんね。来年は行けたら良いですけど…。

4ヶ月の月日をかけた練習


立石:1つの題目で、だいたいどのぐらいの練習時間を費やすんですか?

岸保さん:ステージの規模にもよるんですけど、早稲田祭とかだったら 4カ月くらいかけてやってますね。

立石:結構長いですね!

岸保さん:そうですね。長く、全力をかけてやっています(^^)

立石:最初フラダンスを始めて、どのくらいで習得しましたか?

岸保さん:えぇ…(笑)まだまだ全然習得できてないです…(笑)
結構人によるんですけど 、1年ぐらいたくさん練習して、形になったかなと思います。

立石:難しそうですし、簡単に得られる動きではないですよね。

引退は、次の代のスタート


立石:普段の活動、それからコロナでなかなか練習出来ない中で、いつもどんな風にモチベーションを保っているのか教えてください。

岸保さん:モチベーションは、「引退公演を成功させる」っていうことで、今頑張ってます。
結構コロナ期間中は次の公演があるか無いか分からない状態が続いてしまっていたんですけど、引退公演は確定でできるので、それを1つ大きな目標として頑張ります。
今年は12月の頭に予定しています。

立石:じゃあそれに向けてしっかりと練習をされるんですね!もうその曲は決まってるんですか?

岸保さん:曲は決まっていて、全部準備もしてます。引退公演が私たちの最後になるんですけど次の代の子たちのスタートでもあるので、その子たちがしっかりと新しい1年を始められるようにしなきゃいけない、ということもモチベーションにしながらやっていこうと…ね、金子(笑)

金子さん:(笑笑)その通りです(笑)

立石:自分たちの代だけじゃなくて次の代の事も考えてるんですね!

練習する中で、みんなの団結力をどうやって高めてますか?

金子さん:やっぱり、一緒に同じ部屋で練習するっていうのが団結力を高める1つの要素なのかなと思います。
あとはみんな同じTシャツとかスカートを履いて踊っているので、そういうところも団結力を強める要因なのかなぁと思っています。

今年度のパウスカート。学年ごとにカラーが!


立石:いいですね!メンバーの雰囲気ってどんな感じの方が多いんですか?

岸保さん:そうですね…個性は残しつつ、みんなすごい優しくてかわいい、みたいな感じですね。

立石:なんかわかります!お2人からそういうのが伝わってきます(笑笑)
フラダンス自体も激しいダンスというよりは、みんなに癒しを与えるダンスですもんね。


立石:コロナ期間中にはどうやって練習したんですか?

岸保さん:最初の頃はズームを使って練習したり、あと動画をフル活用して、練習を進めている私たち幹部が手伝ったりしました。

立石:ズームでみんな繋いだんですか?難しそうですね!

岸保さん:大人数だとやっぱり難しいので、人を時間ごとに割ったりとかっていう工夫もしてました。

立石:今までにやったことないことだから、特に幹部の方とかめっちゃ大変ですね。

過ごした時間、全てがずっと楽しかった

立石:次の質問です。これまでの活動で楽しかった思い出と大変だった思い出はありますか。

岸保さん:楽しかった思い出は、結構ステージ全般だったり…振り返ると、今までワセフラとして過ごした期間はずっと楽しくて。一瞬一瞬が本当にかけがえのない思い出だったなって思います。

立石:涙腺緩みますね(笑)

岸保さん:特に楽しかったのは全員が揃うような合宿とか、早稲田祭とかのイベントですね。「全員で1つのものを作り上げる」っていうのがすごく楽しくて、1つに絞れないですね(笑)

辛かったのは今ですかね…。コロナでみんなに会えなかったり、サークルのみんなが一緒にフラを踊るのをすごく楽しみにしてくれていたんですけど、そこを叶えてあげられないのが、精神的にもスケジュール的にもきついなーと思っているところです…。

立石:今までずっと一緒にいた分、急にそういうことになると寂しいですね。

金子さん:私もほぼ一緒で、もちろん全部楽しいんですけど 1番楽しかったのは単独公演かなって思います。
3年生の先輩が引退する公演なんですけど、最後にみんなで作る公演で、本番中に衣装替えでバタバタしながら舞台裏を走る感じもすごい楽しくて。


大変だったことはやっぱり、3年生になってできると思ってた公演が次々となくなっていくのが 1番辛くて…。
なくなっていくたびに毎回毎回心を1つ失ったような気持ちで、そこが1番辛かったですね。

立石:大学生活をワセフラに費やしてきた分、それが1個1個なくなると辛いですね。

単独公演は早稲田祭とか普段のステージと結構違うんですか?

岸保さん:そうですね。早稲田祭はやっぱり早稲田全体のステージっていう感じで、単独公演はワセフラだけで作るものなのでより思いが強くなるという感じで。
単独公演と早稲田祭はまたちょっと違った楽しさがあるなと思います。

立石:より、力を入れている感じですね。

J-POPで楽しむフラダンス


立石:次の質問です。もうすぐ早稲田祭があると思うんですけど、見どころを教えてください。

金子さん:例年はハワイの曲を使って踊っていたんですけど、今年はハワイの曲を使うことができなくてJ-POPを使うことになったので、そこがいつもと違ったワセフラを見れるんじゃないかなと思います。

岸保さん:みんなが知っている名曲です(笑)

立石:楽しみです!笑

では、次の質問です。オンラインということでたくさんの新入生が見ると思うんですけど 、新入生に向けて何かメッセージをいただけないかなと思いまして。

岸保さん:ワセフラに入ったら、充実した3年間が過ごせることは間違いなしです(^^)
かわいい曲、流行りのおしゃれな曲を使って、ダンス初心者の子たちでも全然気軽に入って頂けるサークルなので、ぜひワセフラに入ってください。

立石:ワセフラには、ダンスをやってなかった人たちも結構いるんですか?

岸保さん:ほとんど初心者ですね。経験者は2人だけです。

立石:そうだったんですね。それだと入りやすいです…!

金子さん:私もほとんど同じようなことになっちゃうんですけどダンス初心者でも1から教えるので、ダンスに関しては心配無用です(笑)
かわいい衣装、頭にお花をつけるっていう経験はなかなか出来ないしフラダンスならではかな、と思うので、ぜひ衣装も楽しみに入会してみてください。

立石:そうですね!相当かわいいです(^^)

岸保さん:あとは優しくて可愛い先輩たちがたくさんいるので。ね?…とか言って(笑)

金子さん:笑笑

立石:じゃあそれを楽しみにして(笑)

引退を前に想うこと。

立石:お2人は引退が近づいているということなんですが、今の気持ちを聞かせてください。

岸保さん:先輩方が引退するのを見て、「まだ先は長いんだろうな~」と思っていたんですけど、いざ自分になると本当にあっという間で…。
引退する日には「1年間あっという間だった」って思うだろうな、と思うとすごく寂しくて(笑)
やり切ったといえばやり切ったんですけど、できなかったことも多かったですし、後輩たちに残してあげられることも少なかったので凄い悔やまれるんですけど、最終的には「ワセフラでよかったなあ。1年頑張ったな。」と思えるようにしたいな、と思っています。

立石:今日初めてお話聞いたのに泣けてきますね(笑)すごい楽しかったんだろうなというのが伝わってきます。

岸保さん:(笑笑笑)ありがとうございます(笑)

金子さん:私も、去年先輩が引退した時にすごい悲しくて泣いちゃったのに、もうあれから1年経って今度自分が引退しようとしてるって思うと早すぎるし、特に今年は何もできなくて、2年生の時に楽しみにしていたものが結構無くなってしまったので未練タラタラではあるんですけど…(笑)

立石:笑笑

金子さん:でもやっぱり来年の後輩たちのステージも楽しみにしている部分があるので、引退したおばさんとしてちょっと楽しみです(笑)

立石:わが子が成長するのを見守るような感じで(^^)

金子さん:今年こんな感じなので特に未練が残る部分がありますね。
生霊としてさまよっちゃうかもしれないです(笑)

一同:笑笑

立石:表現の仕方が面白いですね(笑)

では最後に、この記事を読む方にお伝えしたいことがあれば教えてください。

岸保さん:今年1年間は、私たちに限らずみんな大変な1年だったと思うんですけど、15分でもワセフラのステージを見て心が安らいで幸せな気持ちになってもらえたらいいな、という想いで頑張っているのでぜひワセフラを見ていただけたらと思います。

立石:わかりました!お伝えしますね(^^)
では、今日はありがとうございました!


お話をしただけでも幸せな気持ちにしてくださったお二人。
次は本番のフラダンスで、また私たちを幸せな気持ちにさせてください!
今から楽しみでたまりません(^^)



インタビュアー:立石 恵梨奈
構成・編集:立石 恵梨奈

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