【Ride2021】すべての人に輝くキッカケを

インタビュー
インタビューサークル

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!早稲田に入って一番最初にあるイベントは何かご存じですか?せっかく早稲田に入ったなら、一日でも早く「早稲田」を感じたいことでしょう。今回はそんな新入生のための合同新歓公演 “Ride” の運営統括を務めている望月 真結さんにお話を伺いました。

〇 Rideについて

熊谷:それではまず、自己紹介をお願いします。

望月さん:早稲田大学商学部新3年望月 真結(モチヅキ マユ)と申します。Ride運営統括を務めています。

熊谷:それでは次に、Rideさんについて教えてください。

望月さん:まず、Rideは早稲田大学合同新歓公演実行委員会という組織が運営しています。出演も運営も、すべて早大生で行っており、沢山のサークルの力が合わさってできている公演になります。

熊谷:すべて学生でやられているんですね!あの大きなイベントを学生だけで運営するのはなかなかですね…。ちなみにRideの運営は兼サーOKなんでしょうか?

望月さん:はい。というか、みんなどこかの団体と兼任しています。私は踊り侍というサークルに所属していますし、他の運営メンバーも広告研究会であったり、放送研究会早稲田祭運営スタッフ下駄っぱーずなど、色々なサークルから集まって構成されています。

熊谷:あぁ、まぶしいですね。目が痛いです。どうすればRideの運営メンバーに応募できるのでしょうか。

望月さん:Twitterで早稲田祭が終わったくらいに募集がかかるんですね。お知らせをチェックして、そこから応募する形です。

熊谷:そうなんですね。全く知らずに3年間過ごしてました。

〇 同じ早大生として

熊谷:望月さんがRideの運営に興味を持たれたキッカケを教えてください。

望月さん:私はもともと踊り侍に興味があったので、「侍が出るなら!」ということでRideの公演に行きました。最初はそんな動機で見に行ったのですが、なんか、その場にいる人が全員カッコよく見えたんです。「大学生ってこんなことできるんだ!」って。出演者が大学生というのは目に入る部分として大前提ですが、退場の時に放研さんとかが機材を動かしていたりして「あ、これ全部大学生がやってるんだ」というところにすごく感動したんです。

放送研究会の皆さん

望月さん:Rideは公演をするパフォサーだけでなく、それを支える裏方まで、すべてが同じ早大生によって運営されているんだと思うと、「大学生何だってできるじゃん」って思って、その時の感動が興味を持ったキッカケでした。

熊谷:たしかに、まだ20歳前後の学生だけで作られている公演って、ものすごく魅力的ですね。

望月さん:そうなんです。また、Rideって、新入生の初めての感動を作る機会でもあるんですね。

熊谷:入学していちばん最初のイベントですもんね。

望月さん:はい。それがRideの魅力であり、Ride運営の熱意の根底にあるものだと思います。

熊谷:なるほど。ではせっかくなので、Ride運営の公演に対する想いについてもう少し詳しくお聞きしたいと思います。

〇 輝く場所はここにある

熊谷:望月さんはどういったモチベーションで運営に携わっているのでしょうか。

望月さん:このコロナ渦において、自分が自信を持って「頑張ってる」と言えることがあるってすごく重要だと思うんです。しかもその頑張りは自分のためだけでなく、「誰かのために頑張ってる」ということ、そのことを胸を張って言えるということ、これって大切なことだと思っていて、私のなかに大きなモチベーションとしてあります。もちろん自分の成長に繋がることは大事ですけどね。

熊谷:人のために取り組むことができて、結果として自分の成長にも繋がる場所ということですね。

望月さん:その通りです。

熊谷:では次に、組織としてのモチベーション(公演に対する想い)について教えてください。

望月さん:Rideは「早稲田の波に乗れ」をコンセプトにしています。この波というのは、新入生が早大生としてのスタートを切るその瞬間を支える、といった意味合いが強いんです。なので、新入生に「早稲田らしさ」「早稲田の人の熱量」などを届けられるような公演にする、という想いがあります。

熊谷:なるほど。

望月さん:また、コンセプトとは別に毎年のメインメッセージというものがあるんですね。2021年は「輝く場所はここにある」を掲げています。

熊谷:その心は何でしょうか。

望月さん:早稲田って、なんでもできる場所だと思うんですね。勉強であったり、インターンであったり。どこで輝くかは人それぞれですが、「サークル」として輝く場所を新入生に示すことができたらという想いで「輝く場所はここにある」としました。これは別にパフォーマンスサークルに入れということではなくて、「この人たちすごい、私も同じく輝けるように頑張ろう」と新入生がチャレンジする背中を後押しできる公演にしたい、という想いを表している言葉です。

熊谷:先ほどのお話と通ずるところがありますね。出演者も裏方も、異なる立場でありながらそれぞれが輝く場所がRideであって、それは皆同じ早大生であると。それを見た新入生が、同じ場所で輝こうと思うか、Rideで目にした光景を胸に自分なりの場所で輝こうとするか、ということですね。いずれにせよ、このRideがキッカケで早稲田の波に乗ることができればという想いをもって運営されているということが非常によく伝わってきました。

〇 Ride2021の見どころ

熊谷:それでは、Rideの見どころ(新入生に見てほしいポイント)について教えてください。

望月さん:うーん、全部ですね(笑)全部っていうのは、出演団体すべてということではなく、会場整理をしてくれているスタッフさんであったり、裏方で動いてくれている放研さんであったり、この公演に関わるすべての早大生を見てほしいです。

熊谷:先ほどの話にも出ていたように、すべて早大生で運営しているというところがひとつのポイントになるんですね。

望月さん:はい。しかも、この早大生はみんな、新入生のために動いているんだ!というのも感じてほしいです。

熊谷:先ほど出た「誰かのために」という部分ですね。

望月さん:はい。

熊谷:完全に無償ですもんね。

望月さん:そうですね。出演団体さんに関しては、共同運営費ということで徴収しているので、本当に身を切った活動です(笑)

熊谷:すごいですね(笑)

望月さん:支え合いという点では、学生だけでなく地域の飲食店の方や企業の方からも協賛をいただいたりしています。このコロナの大変な時期でも応援して下さっていて、そういった「早稲田の温かさ」というものにもぜひ触れてほしいです。

熊谷:学生だけでなくマチも新入生のために一丸となって取り組んでいるんですね。

望月さん:はい。なので、新入生にはこの公演を通じて色々なことを感じ取ってほしいです。

熊谷:公演の方で見どころは何かありますか。

望月さん:2019年のオープニングで、「映像×パフォーマンス」に挑戦したんですね。それを今年もやろうと思っています。

OPは1:00~

熊谷:おぉ!これはすごい。というかクオリティが高い…。

望月さん:今年はなんとSesSionさんがオープニングに出演してくださるということで、なかなかアツいです…。

熊谷:そうなんですね!それはかなり楽しみです。

ストリートダンスサークル “SesSion”

熊谷:これまでのRideを振り返って、望月さん的にアツかった瞬間はありますか。

望月さん:自分がこの立場になって言うのはアレなんですけど…(笑)

熊谷:なんですか(笑)

望月さん:最後に統括(代表)の学注があるんですね。これまで一切表に立たなかった裏方の人が最後に表へ出て、思いの丈をぶつける場じゃないですか。このときに初めて「あ、この公演って大学生だけで作られてたんだ」って気付かされたんですね。あの学注は今でも覚えているくらい衝撃的でした。色々なことがあっただろうし、その集大成があの場所だと思うと、あれは感極まるよなぁと(笑)

熊谷:なるほど。その学注は今年もやるんですか?

望月さん:今年もやります(笑)ただ、今年は時間の関係で2日目のみになりそうです。

熊谷:学注は「2日目」ですね。そしたらそこは一番の注目ポイントとして期待しています。

望月さん:頑張ります(笑)

〇 メッセージ

熊谷:それでは最後に新入生に向けてメッセージをお願いします。

望月さん:まず、一度にたくさんのサークルが見れるのはおトクなポイントだと思います。また、先ほども言ったようにRideはものすごい数の早大生が支えて成り立っている公演です。そして何より、新入生の皆さんはもう既に同じ早大生なんだということを言いたいです。皆さんと同じくらいの年齢の人がこれだけの舞台を作り上げているよ、ということをまずは見て、そこから何かを感じ取ってほしいです。そして、「自分が夢中になれるもの」「大学生活のすべてを注げるもの」を見つけて、その道を突き進んでくれたら、Ride運営一同、これほどの喜びはありません。それこそが私たち運営のやりがいであって、この公演が新入生の皆さんの一歩踏み出すキッカケになったら嬉しいです。

熊谷:ありがとうございます。とても良いお話が聞けたところで、本日のインタビューはここまでとさせていただきます。お時間いただきありがとうございました。

望月さん:ありがとうございました。

〇 まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はRide2021運営統括望月 真結さんにお話をお伺いしました。

「せっかく早稲田に入ったなら、何かやらないともったいない!」

そうは分かっていてもなかなか動き出せない人が多いのが現状です。

そんな学生生活を送らないためにも、このRideを通して「輝く場所」を目の当たりにして、そこで見た景色を活力に次への一歩を踏み出してください。

早稲田はいつでも挑戦する人を受け入れてくれる環境です。

自分がすべてを捧げられるものを見つけて、全力を注ぐそのキッカケにRideがなれば、望月さんはじめRideに関わる全てのひとが「やってよかった」と思えることでしょう。

ひとりでも多くの新入生が「早稲田の波に乗れ」ることを祈っています。

〇 公演情報

出演団体

協力団体

・早稲田大学広告研究会

・早稲田大学放送研究会

・早稲田大学アナウンス研究会

・わせだ男子

・怪獣同盟

・早大オムニバス

運営 公式SNSについて

Twitterはこちら、Instagramはこちらから飛ぶことができます。