新入生の皆さん、早稲田大学への入学おめでとうございます!!
大学生活では講義やサークル活動など、多様な場面で資料作成が必要になります。
しかし、初めての資料作成はどこから手を付けていいかわからず、戸惑ってしまうところでしょう。そこで本記事では効果的な資料作成のコツをまとめてみました。ご参考になれば幸いです!
資料作成の手順
資料作成には、以下の3つのステップがあります。
- ステップ1:資料に載せたい内容を決める
- ステップ2:目次(ストーリーライン)を作る
- ステップ3:パワポなどでスライド作成
それぞれのステップについて、詳しく見ていきましょう。
ステップ1:資料に載せたい内容を決める
まずは資料を作成する目的と対象者を明確にしましょう。
資料を見る人は誰なのか?何を知りたいのか?何を伝えたいのか?という点を意識することで、必要な情報と不要な情報を絞り込むことができます!
例えば、幹事長としてサークル会議のための報告書を作成する場合、対象者はサークルメンバーであり、目的は活動内容や成果や反省点などを共有することです。その場合、資料に載せたい内容は以下のようになります。
- 活動概要(活動名・期間・参加人数・目的・予算)
- 活動内容(具体的な行動や工夫した点)
- 活動成果(達成度や評価や感想)
- 活動反省(問題点や改善策)
このように、資料に載せたい内容をリストアップすることで、後々のスライド作成がスムーズに進みます。
ステップ2:目次(ストーリーライン)を作る
次に、資料に載せたい内容から目次(ストーリーライン)を作りましょう。
目次は、資料全体の流れや構造を示すものであり 、最初から完璧に決める必要はありません。大まかな骨組みができればOKです!
また、目次は後から修正したり追加したりしても構いません。例えば、先ほどのサークル活動報告書では、
というような目次が考えられます。このように目次を作ることで、
- 資料のメッセージや論理が明確になる。
- 資料のボリュームやページ数が把握できる。
- 資料の見た目やデザインがイメージできる。
というメリットがあります。目次は、資料作成の基本中の基本です。ぜひ、目次を作る習慣をつけてください!
ステップ3:パワポなどスライド作成
ここに来て初めてパワポなどのツールを使って、スライドを作ります。スライド作成では、以下の4つのポイントに注意してください 。
- 1スライド1メッセージ
- 色は5色まで(白黒+3色)
- 分かりやすさのためにスライドの文章は短く、複雑な内容は図を使う
- 文字の大きさや図の配置にはルールを作る
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう
スライド作成のポイント
①1スライド1メッセージ
人間は一度に多くの情報を処理することができません。そのため、1つのスライドには1つだけ伝えたいメッセージを入れるようにしましょう。また、メッセージは見出しとして大きく書くことで、資料を見る人がすぐに理解できるようにします 。
②色は5色まで(白黒+3色)
資料を見る人は、色彩豊かなものに惹かれます。しかし、色が多すぎると逆効果です。色は5色まで(白黒+3色)に抑えて、
- 白:背景
- 黒:文字
- 赤・青・緑:強調や区別
などと使い分けましょう。また、色合いや明度も統一感があるものを選ぶことで洗練された印象与えることができます。
③スライド文章は短く、複雑な内容は図を使う
資料を見る人は、長文よりも短文、文字よりも図、などの方が理解しやすいと感じます。そのため、スライドの文章は短くシンプルにしましょう。また、複雑な内容は図で表現することで 、
- 視覚的な印象
- 比較や関係性の把握
- 数値やデータの信憑性
などが高まります。図には、グラフやチャートやマトリックスなどがあります。目的に合わせて適切な図を選ぶことが大切です。
④文字の大きさや図の配置にはルールを作る
資料を見る人は、整然としたものに安心感を覚えます。そのため、文字の大きさや図の配置にはルールを作って 、
- 見出し:36pt
- 本文:24pt
- 図表:中央寄せ
などと統一しましょう。また、スライド内に余白を作ることで 読み手がスライドを見やすくなり、よりメッセージが伝わりやすくなります。
まとめ
以上で、「資料作成コツ」記事は終わりです。最後まで読んでいただきありがとうございます! この記事が資料作成力向上に役立てば幸いです! それではまた!😊
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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