1年生注目!
試験期間が終わり、初めての春休みに突入しましたね。
大学に入って過ごした最初の一年間を皆さんはどう振り返りますか?高校までとはまったく違う環境で、驚いたことも戸惑ったことも数多くあったと思います。
そんな中、すでにこの先どのような大学生活を送るべきなのか考えている人も多いでしょう。
そうした方へ向けて今回は、早稲田大学の新3年生が本記事を通じて
「早稲田2年目を見据えて、春休みにどんなことをすればいいのか?」という疑問にお答えしていきます!
・ゼミ・研究室の選択を見据えよう!
2年生に進むと、学業の面で大きく変化を感じることになるでしょう。
これまでよりも勉強の内容が専門分化し、自分の学科や選択科目などに応じてより高度な学びに向き合っていくための準備期間が始まります。
一般的には、文系学部ではゼミ(2年後半~3年にスタート)、理系学部では研究室(基本的にに4年)という形で専門的な学習・研究に取り組んでいきます。
ゼミ・研究室とは、所属学部が扱っている学問領域の中でもテーマをピンポイントに絞り、少人数(10〜20人程度)のクラスを1名の教員が担当し他のゼミ生と共に深い学びを目指す場です。
なお、早稲田には学部ごとに非常に多様なカリキュラムが用意されていることもあり、そもそもゼミや研究室の制度がない学部(文学部など)もあります。
しかし、そうした場合でもコース(文学部)、論系(文化構想学部, ゼミもあり)、トラック(商学部, ゼミもあり)のように異なった形式で専門化していくパターンもあり、こちらは1年生のうちに決定することが多いようです。
この春休みのうちに自分の学部について調べ、卒業までにどのように学んでいくかについての展望を考えてみると良いでしょう。
高校時代に自分の学部を志望したときの気持ちを振り返ってみたり、これまでに取ってきた科目の中で興味を持った・もっと深く学んでみたいと思った分野があれば、そこから自分の希望を深化させていくのが一つの手です!
さて、ここでもう一歩踏み込み自分の行きたいゼミ・研究室が見つかった場合にすべきことを考えてみましょう。
今すぐに行きたい先を確定させる必要は全くありませんが、近い将来のために知っておいて損はありません。(以下の内容は、主に文系学部のゼミに関する情報です。)
大学入試と同じく大抵のゼミに入るにあたっては競争原理が取り入れられているため、応募者が定員を上回ると選抜が行われます。早稲田の多くの学部では以下のようなプロセスを経ます。
1.志願書類の提出
参考までに筆者のMyWasedaでのゼミ申請フォーム(政治経済学部)では以下の入力が求められました。
- 志望動機
- 研究計画
- 自己紹介
- TOEIC/TOEFLのスコア
- 留学予定
- 将来の進路希望
どこまでが参考にされるかは明らかではありませんが、のちに控える面接も考えると、やはり学問の場である以上志望理由と研究計画が特に重要になります。
特に研究計画については「そんなの思いつかないよ!」と思ってしまうかもしれませんが、必ずその通り研究を進めなくてはならないルールなどはありません。
現時点で自分の持ち合わせている情報から、指定字数目一杯自分の希望や熱意を伝えましょう。
2.課題の提出
本格的な選考を行うゼミでは、教員が独自に設定した課題の提出が求められる場合があります。選考で大いに参考にされるためしっかりと取り組みましょう。レポート課題が主流ですが、ゼミによってはユニークな課題が求められる場合もあります。
3.面接
基本的に教員と1対1で10分程度の面接が行われます。
近年はコロナ禍の影響もあり、オンラインで行われる場合も多いようです。
就活とは異なるので、服装(基本は私服でOK)や細かなマナーに気を使いすぎる必要はありません。自分のゼミに入りたいという熱意が最大限伝わるように頑張りましょう!
エントリーシートにすでに記入してあっても、「なぜそのゼミに入りたいのか」という質問に関しては聞かれたらすぐに答えられるよう事前に考えておくと良いでしょう。
一部の学部では学生が主導し、生協と協力してゼミパンフレットを販売している場合があります。各ゼミの役に立つ選考情報から先輩の就職先まで、知りたい情報が豊富に掲載されていますのでぜひ活用することをお勧めします!
なお、理工3学部に関しては文系学部よりも成績(GPA)が特段重視されているようです。有利になりたい方は今のうちからしっかりと勉学に打ち込みましょう…!
・サークル活動に一層力を入れよう!
サークルなどの学生によって構成されている団体に所属している方は、2年生になると後輩を持つということもあり、部内での存在感や責任が一層増すことになります。
もちろん、1年生のころと同じくメインの活動に打ち込むことが一番大事です。
しかし、1年生の頃から積極的に参加している人は特に将来的に幹部・運営に回る可能性があることを意識しておいた方がいいでしょう。
サークルの運営に携わると、同期のメンバーと協力して活動を維持していくことが使命になります。広報、渉外、新歓など、さまざまな仕事をこなしていく責任が発生することに。
一般的にサークル員の引退時期は3年生の秋~冬であり、2年生へ様々な権限と責任が移行します。
ただし、もっと早い場合やそもそも卒業まで引退しないというケースもあるため、所属しているサークルに確認してみてください。
サークルの運営となると大変なイメージを持ってしまうかもしれませんし、実際にハードワークの連続になることもあります。
とはいえ、そうした苦労にもリターンを見出すことは十分にできるはずです。
例えば、今後就活をする上で「組織で活躍した経験」としてサークルでのエピソードが自分をアピールするための強力な武器となる可能性があります。組織で仲間と協働し活躍できる人材は、企業の目にも留まりやすいのです。
今は将来に関して具体的なビジョンを描くことができなくても、今現在直面していることに全力で取り組むことが、自分を大きく成長させてくれるかもしれません。
・大学生らしく遊ぼう!
さて、ゼミやサークルと2年生になる上で心に留めておくべきことについて述べてきましたが、多くの方は1年生の頃と同じように過ごして問題ないでしょう。
就職活動が気になり始める方もいると思いますが、スタート時期は人それぞれで、大抵は3年生から始まります。
もちろん現段階から長期インターンに参加するなど有利に進める手もありますが、せっかく大学生という自由な身分を手にしているのですから、今のうちは自分の望むように過ごしてみても良いのではないでしょうか。
・新しくサークルに入る
2年生はサークル内での存在感が高まるという少々プレッシャーをかける話をしたばかりではありますが、あえて新歓期に新しいサークルに入り、活動の幅を広げてみるというのもまた大学生活をいっそう彩る手でしょう。
早稲田のほとんどのサークルは2年入会も受け付けていますので、新しい出会いや発見を求めてみてはいかがでしょうか?
・わせメシの開拓
学期中は意外と忙しく、あまりわせメシについて知る機会がなかったという方も多いのではないでしょうか。
筆者の大学生活はもう残り半分という地点に差し掛かっていますが、わせメシに関しては今でも新しい発見で満ち溢れています。
早稲田周辺で用事がある際には未だ見ぬグルメスポットを開拓してみてはいかがでしょうか!
最後に
皆さんは2023年の春休みをどのように過ごされるますでしょうか。長期休暇中の「こうすべき」論は数多くありますが、本記事の内容はあくまでも1つのアドバイスとして捉えていただき、自分なりに満足する過ごし方をしていただければ幸いです!
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