来年度から導入される100分授業とは？
突然ですが、皆さんは来年度から授業時間が100分になることを知っていますか？
大学の発表によると、「早稲田大学が推進しているグローバルリーダー育成の推進に合わせ、学生により良い環境を提供すること」を目的として2023年度から導入される制度だそうです。
これだけ聞いても、「たった10分増えるだけだし、そんな影響はないでしょ」と思われるかもしれません。しかし、よく読んでみると、学生生活が一変するような大きな変更になる可能性がありました。
そこで、今回は、大学が発表した公式資料を参考に、この変更が早大生の生活にどのような影響を与えるのか考えていきましょう！
100分授業によって変更する点とその影響
では大学から公式に発表されている変更点を参考に、どのような影響が早大生にあるのか考察しながら挙げていこうと思います。
①5回欠席したら完全に落単になる
90分から100分の授業になることで春学期、秋学期が15週から14週に変更されることが既に決定しています。ここから推測できるのは単位取得のための出席日数も変更されるということ！
早稲田大学では出席時間数が授業時間数の3分の2以上である学生に対しては、成績が評価されるシステムを採用しているので5回までの欠席は15週の3分の1、つまり今まではギリギリセーフでした。
しかし！4月からは14週に変更されたので5回の欠席は一発アウトになります。もし今まで同様に「今日で欠席5回目だけど大丈夫でしょ」と考えていると知らないうちに数多の単位を落すことになるでしょう、、、
②授業後のアルバイトやサークル活動が難しくなる可能性がある。
皆さんは授業後、何時からサークル活動やバイトなどの活動をしていますか？もし四限が終わってからだとぎりぎり間に合う！という人は要注意。現在は16時15分に終わっていますが、30分遅くなって16時45分に終わることになります。今までの生活サイクルで考えていると遅刻してしまう、なんてこともあるので注意しましょう！
それぞれの授業開始時間と終了時間は以下の通りです！
ここまで授業終わりの時間に注目してきましたが、もう一つ穴が…なんと一限の始まりが10分早くなっています。9時台ですら登校するのは大変なのに、8時台に登校なんて絶望ですね…
③春休み、夏休みが増える！(課外活動がしやすくなる)
また、春学期と秋学期が1週短くなるのに伴って春休みと夏休みも増えることが決定しています。これは嬉しい人も多いのではないでしょうか笑
例えば夏休みは60日→72日の変更となり、なんと12日も日数が延長しています。これだけ大幅な延長ならば、よりサークル活動に熱中したり、新たな体験を求めて海外に行ったりなど、様々な課外活動にさらに時間を費やすことができるようになるでしょう！（もちろん遊びも）
一点心配なのは休みが多くなった分、学業や登校といった習慣が作り辛くなり、生活リズムが崩れる可能性があることです。自分個人としては大学へ行くことで生活リズムを整えていたので懸念点です、、、（休みが増えるのは嬉しけど）
④成績を上げるためにコミュニケーション能力が必要になる
100分授業になるとなぜ、コミュニケーション能力が必要になるのでしょうか。それは大学からの公式発表を見ればわかります。
例えば、授業時間を2つに区切って（50分×2）、講義と演習やディスカッションを組み合わせることで、前半の 講義でインプットした知識を後半のディスカッションで活用させることもできます。また、さらに授業時間を細かく区切ることによって、 ディスカッション、学生どうしの教え合い、振り返り等の時間を設定することも可能です。
https://www.waseda.jp/inst/ches/assets/uploads/2022/10/waseda100guide_web_221007.pdf
以上のように、講義とディスカッションを設けることを100分授業の例として挙げており、今後はより多くの授業でディスカッションの時間が増えることが推測できます。つまり単位取得のためには、出席日数やテスト点数に加えてディスカッションでの積極性や発言内容も考慮されるのではないでしょうか。
つまり、単位取得にコミュ力が必要になる！？
最終的にどのくらいの授業がこの方式を採用するかは不明ですが、コロナ禍の収束も後押ししてこの様な双方向的な授業は増えていくと思われます！自分も今のうちにコミュ力を鍛えておこうとおもいます。
まとめ
ここまで見てきた通り、単純に授業時間が少しだけ長くなってしまうだけではなく、生活全体に関わってくる変更となっています。はたして来年度はどのような大学生活になるのか想像するのは難しいですがこの記事を読んで事前にイメージできた貴方なら充実した生活を遅れることでしょう！！
ここまで読んで下さりありがとうございました！編集部Fでした！
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