優美に、ポップに。

インタビュー
インタビューサークル

“穏やかで素敵な空間”


立石:サークルのメンバーについてお聞きしたいんですけど 全体の雰囲気はどんな感じですか?

北澤さん:サークルの構成員が130人で、男女比は9:1で男子が少なくて、最初入る時に「大丈夫かな?」って思ってたんですけど、みんなすんごい優しくて(^^)

僕ジャズダンスやるの初めてでOasis入ったんですけど、同級生も先輩も優しく教えてくれました。サークルを学生中心に回していく中でも係と係のやり取りがスムーズに済んだりとか、お互いが上手に仲良くコミュニケーションをとっているサークルで穏やかな雰囲気で 、素敵な空間だと思っています(^^)

立石:居心地が良いですね!大学の枠超えてもそういう雰囲気作れるの良いですね。

北澤さん:インカレの意見としてですけど、自分の大学以外に友人ができるのはすごい楽しいです。

立石:北澤さんはサークルの中でどんなキャラクターなんですか?

北澤さん:そうですね…僕自身あまりよくわかってなくて、同期からはたぶん考えすぎとかちょっと変なキャラクターみたいに思われてるかもしれないですね(笑)
ちょっと天然な部分が多いみたいで…。

立石:ちょっと分かるかも知れないです(笑)代表はどんな方なんですか?

北澤さん:その人はサークル入った時から抜群にダンスが上手かったですね。先輩と仲良くするのも上手だし周りの人のことをよく見ている人だなって思って。

幹事長の宮地さん(中心)
副幹事長の深澤さん(左)と高田さん(右)


いざ幹事長になってみると予測通りにはいかない時もいつもメンバーのことを考えて行動してくれている人で本当に凄いなと…いつも尊敬しながら見てますね。

立石:素敵な人だなって伝わってきます(^^)そういう所に気づけるのもいいですね。

はじめて、単独での振り制作を。


立石:振りを作ったことはありますか?

北澤さん:はい、やっ…ていますね。

立石:あっ、今ですか?

北澤さん:現在進行形でやってるんです。
ちょうど早稲田祭に出展する作品と、12月の冬のライブに出す作品の2本を作っています。

立石:えぇ、すごいですね!
その振りを作るのって大学に入ってから始めてされたんですか?

北澤さん:高校の時に少しだけ経験があったんですけど、曲を丸々使って3~4分っていうのは大学入って今やってるのが初めてですね。

立石:何人かで一緒に考えるんですか?

北澤さん:だいたい1~ 3人でやろうと思って出す感じなんですけど、僕は今、早稲田祭も冬のライブも1人で作りたいと思ったので、自分で1人で振り付けをしています。

立石:なるほど、それは大きな挑戦ですね!
そういう時にヒントにするものってありますか?

北澤さん:やっぱり周りのOasisの先輩とか同級生が踊っていた作品とか、YouTubeでダンスの動画調べて「これいいな。」と思ったらその振り付けとフォーメーションの形を参考にしながら作っているっていう感じですね。

立石:いいですね~。自分が作ったものをみんなが踊ってくれるって嬉しいですね(^^)

北澤さん:そうですね、こんなんでいいのかなぁとは思うんですけど(^^;)
恐縮しながらやってます(笑)

イメージしたのは「蛾」


立石:次の質問です。今までで1番楽しかった思い出と大変だった思い出はありますか?

北澤さん:楽しかった思い出について、Oasisは例年 12月他の大学のジャズダンスサークルと コミュニケーションを取ってまして、サークル対抗のコンテストというのがあるんです。


【αサークル対抗コンテスト】
Oasisの所属するダンスプロジェクト「α」の姉妹サークル10団体で熱く競うコンテスト

過去の作品


どこのサークルが1番良かったかっていうのを勝負しあうんですけど、昨年度はOasisの全員で1曲踊って準優勝になりました(^^)
3学年一丸となって頑張った作品だったので、すごく嬉しかったですね…。

立石:全員で…!

αコンテスト 2019 Oasis 準優勝作品 『殻割サナギEVOLUTION』


北澤さん:そこまで行けるとは正直思ってなかったんですけど、僕の1学年上の先輩と仲が良かった人が多かったので、その人達の最後の思い出というか…最後に頑張ったところでちゃんと結果を残したっていうのが良かったなって思っています。

ステージは130人が乗っても全然まだ広さがあるぐらいの広さなんです。
他のサークルは150人いるところとかもあってすごい圧倒されるんですよ(笑)

立石:絶対綺麗ですね!

北澤さん:衣装にもこだわっていて、見所がたくさんあるんです。

立石:衣装は自分たちで考えているんですか?

北澤さん:サークルの中に衣装係がありまして、その係が作品とか曲に似合う衣装を考えて、 自分たちで作っています。1からデザインとかしてますね。

立石:そういうので才能が光りそうな人いそうですね(^^)

北澤さん:そうですね。おしゃれな人とか絵上手い人とかいたりして、「そんな事出来る人だったんだ!」っていうことはありますね。

立石:今までで1番印象的な衣装ってありますか?

北澤さん:先ほどの去年のコンテストの作品なんですけど、虫の「蛾」をイメージした衣装で、紫と緑っていう結構鮮やかな色を使って…。あと左腕の先から脇にかけて手を大きく広げた時に、柄のついた黒い布がバッと見えるようなデザインになっていて (^^)
それを130人全員で踊ると、鮮やかで豪華に見えるんです。


熊谷:その衣装の時ってどういうステージだったんですか?

北澤さん:サカナクションの「モス」っていう曲でやったんですけど、まゆから蛾になって羽ばたこう、みたいなイメージの曲で。
その作品自体も小さいところから大きく羽ばたいて 駆け抜けて行こうという感じだったんでその曲のモチーフを一緒に施した衣装にしようということで、さっき言った衣装になったんです。

衣装の右と左を緑と紫で使い分けていたんですけど、右を向いた時と左を向いた時で色の切り替わりがあったりして、それで暗いところと明るいところ、小さいところから大きいところを表現してます。

立石:全体像とか、「こうやって見せたらお客さんからこう見える」とか、それを考えるのも難しそうですね。

北澤さん:デザイナーさんが考えたんじゃないかな?って思う衣装が毎回出てきていて、ダンス以外の見所になる部分だと思います(^^)
印象に残っていただけるとすごいうれしいです。

後輩に、ステージまでの過程を見せたい


立石:今早稲田祭の係をされているそうですが、みんなのモチベーションを維持する中で大変なことってありますか?

北澤さん:サークルは3月から活動休止という形にしてたんですね。それで新歓公演と夏の公演2つを諦めることになりまして、「今年の活動はどうしようか…?」というふうに悩んでいたんです。

早稲田祭をオンラインで開催するというふうに告知されたのが大体8~9月だったと思うんですけど、サークルとして参加するかどうかを決める時に「参加したらこういういいことがあるよ。」とかのプロモーションをするのが結構苦労したというか…。

良いところも悪いところもあるよね、ということになって会議を重ねた結果出ることになったんです。
出ることが決まると、みんな一丸となって参加するようになって、今年1年の最初の舞台になるので、今みんなで練習していけてるのが嬉しいなと思っています(^^)

立石:そうだったんですね!1番みんなを納得させたことって何だったんですか?

北澤さん:1番きっかけになったのは今年入った新入生のことです。
冬に公演をやることになったんですけど、新入生がサークルに入ったのが8月だったんですね。
冬のライブの練習が9月から始まるので、新入生にとってはサークル入った直前から直後からもう忙しくなっちゃってオアシスが発表しているステージが観れてないんです。

早稲田祭は3年生だけの出演になっているので、「先輩が舞台で踊っている姿を見せられたら新入生にとっても大きなモチベーションになるんじゃないか」というところで一致したような感じです。

立石:それだったら確かに見せてあげたいってなりますね。

北澤さん:先輩たちが 1から準備をしてステージの発表に進んでいく、という過程を見せてあげたりとか、そういうことができるのがいいかなと思いました。

立石:なるほど。これからの活動の参考にもなりますしね。ありがとうございます!

“Oasisってこんな発表もするんだ!”

立石:早稲田祭の見どころを教えてください。

北澤さん:Oasisの早稲田祭でのライブは 5つの演目でやることになっているんですが、それぞれ全然印象が違うジャズダンスを披露することになっておりまして。

普段オアシスじゃあまり見られないような作品とかがあるので、「Oasisでこんな発表もするんだ!」っていうところを楽しんでいただけたら嬉しいですね。

あと、Oasisが従来通りやっている柔らかい動きのジャズダンスも含まれているので、普段の早稲田祭の公演とはまた違った印象で見られると思うのでそこもちょっと注目してもらいたいですね。内容は見てからのお楽しみという感じで(^^)

立石:えー、楽しみです(笑)ありがとうございます。
ちなみにOasisは途中入部できるんですか?

北澤さん:基本的には途中からはなくて、サークルに入る時期っていう感じですね。

Oasisは先程もお伝えした通り、すごく雰囲気が柔らかくてとても良いサークルです。
来年度入ろうか悩んでいる子達にとっては、オンラインで早稲田祭が開催されるっていうのは、直接来なくてもどこからでもオアシスの発表が見れるので、私個人としてはチャンスかも、と思ってます。
その作品を観ることを通して、Oasisの良さとか気になっている部分をいいなと思ってもらえたらと(^^)

立石:わかりました!新入生にも充分に伝わると思います(^^)
本日はありがとうございました!

北澤さん:こちらこそありがとうございました(^^)


しなやかで艶があり、それでいてリズミカルなダンス。
Oasisの皆さんが自由に、キラキラした表情で踊る姿が頭に焼き付いて忘れられません。

本番のダンスもとっても楽しみです!


◇Oasis◇
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インタビュアー:立石 恵梨奈
編集・構成:立石 恵梨奈

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